晩秋!冠山 1257m
福井県と岐阜県の県境にある岩峰 冠山 (かんむりやま) に行ってきました。
日本三百名山のひとつで日本海と太平洋を分ける中央分水嶺でもあります。
このあたりの山では珍しい岩稜帯登山が楽しめます。
コースは冠山峠 スタート~ゴールのピストン登山です。
登山口へは福井県、岐阜県どちらからでもアクセス可能。
鯖江駅より1時間30分程、大垣駅より2時間程です。
国道417号から林道冠山線へ入ります。
全線アスファルト舗装されているが道幅せまく慎重な運転を。
※11月中旬~5月まで積雪の為、通行止め。
福井県と岐阜県の県境、冠山峠には、多くの車が停まっていました。
登山の方以外にもドライブや写真撮影など大勢の人で賑わっていました。
標高1,043mの冠山峠よりスタート。
天気が良くて何よりです。
登山道は綺麗に整備され歩きやすい!
紅葉は終わりかけでしたが気持ちよく歩けました。
登って下りてのアップダウン繰り返すと、いよいよ岩場を登りです。
ロープはありますが劣化している可能性もあり使用しない方がベスト。
両手、両足を使い三点で体を支えながら登る 三点支持 で登ります。
このテクニックは岩稜帯登山では必須項目です。
また岩稜帯歩きはヘルメット着用をお勧めしています。
(転倒、落石、滑落など岩稜帯登山は危険度が上がります。)
岩場を登ると冠山山頂はもうすぐ。
山頂は広くはないですが360度の展望が楽しめます。
奥に見えるのは 白山 です。
無事に登頂!次は無事に下山です。
岩場は登りより、下りの方が難易度が上がります。
先ほどの 三点支持を 意識して、より慎重に。
越美山地の岩峰 冠山 岩場あり、展望良し
特徴的な山容で登りがいのある山でした。
冠山の山腹は、かつて立派なブナ林だったとのこと。
戦後、ほとんどを伐採したみたいだが
今でも所々にブナがあり、当時の面影を残しています。
100年後、冠山はブナ巨木の森になっているかもですね。